食べ終えるのは一年半後
珍しく上司といった定食屋で、サラダの中に生トマトのスライスがあった。
私は昔からトマトのぬめりと、酸味と甘味の微妙すぎるブレンドが苦手だ。
子供の頃はいつも最後まで残してしまい、父親の鉄拳制裁を幾度となく喰らったものだ。
しかし成長した今では、嫌いなことは変わりないが、まっさきに食べてしまうことにしている。
行動面ではまだまだ幼いところが多い私だが、最近になってようやく、何事かをなすときに一番辛い段階を真っ先に実行することができるようになってきた。
とりあえずトマトは胃の中に押し込められたので、肉を一切れ食べてからご飯に手を出すことにしたい。
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